「今の時代が求めている優しさ」。料理人・長谷川在佑さんが「Dashi-Cha」に想うこと、贈りたい人。
日本を代表する料理人・長谷川在佑。自身の店である外苑前「傳」は、ミシュラン二つ星、世界的なレストランランキングでも日本最上位に君臨。まさに世界に向けて日本食を発信するトップクリエイターの一人です。
そんな長谷川さんの途切れることなく仕事について考え続けるオンタイム、仲間と釣りに出かけのんびりとリラックスするオフタイム。それぞれの時間、胸にはどのような想いが浮かぶのでしょう? そしてそこに寄り添う「Dashi-Cha」の存在に迫ります。
型にとらわれない日本料理を追求する料理人・長谷川在佑さん。
今回、「Dashi-Cha」の監修も担当した長谷川さんに、料理と向き合い続けるオンタイム、自然の中で自分を見つめるオフタイムの取材を敢行しました。
そこから浮かび上がってきたのは、料理技術や素材選びにも負けないほど大切にしている、相手を想う心、自分自身を見つめる心。
そんな長谷川さんに、改めて「Dashi-Cha」の魅力を伺いました。
「Dashi-Cha」の魅力や取り入れたいシーン、そして贈りたい相手。質問を通して、さらに深く長谷川さんの心の内が見えてきました。
Q
「Dashi-Cha」の監修に携わって気づいたことはありますか?
長谷川さん:
現代って、だしへのハードルが高すぎると思うんです。たとえば朝食の味噌汁を本格的なだしからつくる人は、ほとんどいませんよね。高尚なもの、難しいもの、面倒なもの。そんな印象が先行してしまっているような気がするんです。
しかしやはり日本人にとってだしは、縁深いもの。だしの味や香りを感じると、ほっと心安らぐ気分を感じますよね? だから毎日の中でそんな安らぎの時間をつくるため、そして日常の中にだしを取り戻すために「Dashi-Cha」の存在はとても役立つと思います。
ストレスの多い時代だからこそ、この「Dashi-Cha」の優しさが染みるんですね。
Q
「Dashi-Cha」を監修して、完成品を飲んでみての感想はいかがですか?
長谷川さん:
(開発がスタートした)2021年の5月のときは、もっとシンプルに、だしの味を愉しむものだと思っていました。そこからブラッシュアップを繰り返して、もっと内面にグッと入ってくるような、深いおいしさに仕上がっていますね。
風味はありながら香りが強すぎないゴボウ、ほのかな酸味のトマト、繊細でクリアな味わいのカツオ。どれもバランスが良く、親しみやすい。だしを飲む、と構えることなく、気軽に、どんな場面でも取り入れやすいおいしさです。大勢の人が真剣に、時間をかけて取り組むと、これほど良いものができるんですね。
Q
「Dashi-Cha」を日常のどんなシーンで取り入れたいですか?
長谷川さん:
シーンを選ばない、というのが一番の魅力かな。
たとえば仕事前にリラックスして飲むのも良いですし、重さがないので食後にも合いそうです。キャンプなどのアウトドアにも良いし、海外旅行に行くのに持っていくのも良さそうですね。
僕自身でいえば朝、厨房に立つ前に改めて自分自身の時間を見つめるために取り入れたいです。
Q
「Dashi-Cha」を贈るとしたら、どんな方に贈りたいですか?
長谷川さん:
何人か浮かんでいるのですが、まずは海外の友人に贈りたいです。贈り物を選ぶときって、自分自身が大好きなものを選んで、相手が喜ぶ姿を想像する愉しさがあります。この「Dashi-Cha」は、日本人にとって親しみ深いだしを通して日本のことを伝え、さらにリラックスできる時間を贈るという意味で、贈り物にぴったりだと思います。
あとは、産前産後の方に贈るのも良いと思います。飲めるものが限られている時期ですし、疲れもたまりやすい時期でもあります。そんな方に、心を込めて贈ってみたらきっと喜ばれるんじゃないかな。
「Dashi-Cha」を味わう「傳」の長谷川在佑さん。とくに味わいのバランスの良さに称賛を寄せた。
「スタイリッシュなパッケージも贈り物にぴったりですね」と長谷川さん。
「Dashi-Cha」の開発チームとともに。何度も試飲と調整を繰り返し完成に至った。
プロフィール
高校卒業後、『神楽坂 うを徳』に住み込み、18歳から修業を積み始める。他にも様々な料理店で経験を積み、2008年29歳で独立。東京・神保町に『傳』を開店。その後、外苑前に移転し、ミシュラン二つ星を獲得。2021年、『世界50ベストレストラン』にて、日本勢TOPとなる11位にランクイン。2022年には『アジア50ベストレストラン』にて1位に輝く。 豊富な食材、四季、日本独特の文化といった日本の良さを大切にしつつ、今までの日本料理の枠にとらわれない新しいかたちの日本料理を提供している。