開発ストーリー

開発の思い

近年、世界無形文化遺産登録によって、注目を集める和食。その基本であるだしもまた、美味しさだけではなく、うま味による減塩効果なども認められ、再注目されています。このような背景の中「懐かしいおいしさと安心感を、最もピュアに味わえる新しいだしの形」として開発されたのがドリップ式飲むおだしである「Dashi-Cha」です。
人はゆっくりとくつろぎたい時やホッとひと息つきたい時、温かいコーヒーやお茶を飲みますが、私たち日本人は、お茶やコーヒーよりもずっと以前からだしに慣れ親しんできました。そのため私たちは、だしこそが日本人の心を落ち着けることができるのではないかと考えました。だしの全く新しい楽しみ方「Dashi-Cha」で、他の飲み物では味わえない「マインドフルな食体験」をお楽しみください。

長谷川シェフによるレシピ監修

私たちは2019年の開発着手当初から、「Dashi-Cha」をベストな形で実現すべく、「傳」(ミシュラン二つ星、2022年版「アジア50ベストレストラン」で1位)の長谷川在佑シェフと試行錯誤してきました。2年以上にわたる開発期間の中で、かつお節の香りの感じ方、ごぼうの土の香りの表現、トマトの酸味と甘みのバランスなどを、長谷川シェフと何度も議論し、妥協なく試作を重ねることで、トップシェフも納得する品質のドリップ式飲むおだしが誕生したのです。

こだわりのかつお節開発

最高の「Dashi-Cha」実現の為に、私たちは老舗のかつお節店と組んで、「Dashi-Cha」専用のかつお節を1から作るところからはじめています。かつおの肉質感を感じ、且つ、おいしさや香りが長続きする「だしそのものを味わうのに最適なかつお節」の開発は困難を極めました。素材となるかつおのサイズから、焙乾(かつおを燻製・乾燥させる工程)条件に至るまで、あらゆる点で検討に検討を重ね、ついに良質な香り、肉質感、おいしさの持続性を併せ持ったかつお節の開発に成功したのです。

理想の「Dashi-Cha」実現

たくさんの方々を巻き込み、多大な時間をかけて100回以上の試作を重ねる中、「Dashi-Cha」はレシピやお湯の淹れ方、量、使用するフィルターなど、細部まで洗練されたものとなっていきました。塩分に関しても0.1g単位の調整を繰り返して、やっとたどり着いたベストなバランスです。ブランド担当、開発担当、長谷川シェフ、かつお節職人、関わった人全員が満足し、自信を持って完成させた「Dashi-Cha」。ぜひ、体験してみてください。